株高・商品高を背景とした危険選好の背景やUSの低利息長スパン化見通しを背景に、東欧通貨ペアが相対的に買われやすい局面が続いており、対スイスは上値を拡大する動きとなりそうだ。
昨年8月以来の大台となる1.50台に浮上したことでテクニカル的にも抵抗感が強まっており、昨年日足の1.60台前半が中期的なターゲットとなる可能性があろう。
東欧当局から散発的にスイスフラン高不安発言が出ているものの、不安の度合いは加盟国間で温度差が大きく、通貨ペア介入など実力行使に打って出る可能性は低いとみる。
また、今週の米市況指標では火曜日の新築不動産販売件数や火曜日の第3クォーターGDP速報値で改善が予測されているものの、FRBが信用緩和策の解除に依然として慎重なスタイルを示していることから、余程強い数値とならない限りスイスロングには結び付きにくいだろう。
対スイスフランは日米の低利息長スパン化見通しを背景に、東欧通貨ペアが相対的に買われやすい地合いが継続する中、株高・ボラティリティの下降で円キャリー取引意欲も高まっていることから、対スイスフランは上値を試す状況となる可能性があろう。
また、対スイスが年初来日足を更新する一方、スイス/円は下げ渋る状況となっており、今週は上昇に弾みがつきやすい局面といえよう。
テクニカル的にも日足一目均衡表では三役絶対ロングが点灯している上、6月の日足となった139.20円を上抜けした場合は、トリプル・トップ突破の強力ロングシグナルとなり、昨年の日足169.95円近辺から今年の底値112.10円近辺までの半値戻しとなる141.05円近辺が次のターゲットとなりそうだ。
やや軟調変遷が予測される。
ECBのタカ派スタンスや、外貨準備・オイルマネーの流入にはサポートされるものの、危険許容度が復旧し、サブプライム問題に区切りがついたことで、南アフリカランド離れの動きも一段落しそうだ。
午前は一目数値を受けて米利息低下見通しが高まったとして1.34台をつけたが、その後は「一目数値はさほどハト派的とはいえない」との見方に訂正され1.33台割れまで暴落している。
今週は火曜日のバーナンキ議長の議会証言でよほど明確に利息上昇打ち止めが示唆されない限り、1.34がしばらくの高値と認識される完成性が高い。
南アランド円は期末の利益確定やリパトリが峠を越し、週後半は実質新年度入りで新規元手の外債付近が予測されることから、センチメントは大きく改善しそうだ。
株価堅実で付近家の危険テイクも好調であり、キャリー取引志向でクロス円全体が円安傾向となる完成性が高い。
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